ボロボロのミスジチョウ
一眼レフカメラを持っていない時に限って蝶を見てしまう。 ミスジチョウである。
目の前の大滝に向かっていると、ニホンカワトンボが現われて、迷った末に広角のままのカメラで観察していると、今度はミスジチョウが現われた。 最初コミスジと思ったが、ちょっと大きく見えたのでミスジチョウと考えた。 できるだけカメラを近づけるが、近付くのは無理である。
このミスジチョウを見ていると、どうも「かたちんば」(差別用語じゃないことを祈る)のようだった。 左の翅がずいぶん欠けている、もしくは鱗粉が無くなっているのである。 今年生まれたはずなのに、どうしてこんなに早い時期に欠けたのだろうか。 これ以上かけると飛べなくなり、子孫を残すこともできなくなる。 幸運を祈る。
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