日向ぼっこのテングチョウ
いよいよ蝶が飛び始めた。 テングチョウは舞うではなくて飛び、いや跳ねるように飛ぶ。
渓流解禁(3月6日)から、早くも4回目の小菅川であった。 さっぱり釣れないので、辺りの観察に気を使うしかないのである。 幸いにして林道は陽射したっぷりで、暖かい日なので、蝶が出てくる環境は整っている。
飛んだ。 テングチョウである。 日向ぼっこをしていたようである。
テングチョウの頭は尖がって前に突き出して見え、他の蝶とは全く違う頭である。 天狗の花ではないようだが、とても特徴的である。
この日のテングチョウは、この冬を越えてきたもので、数えで二歳である。 一冬越えて、長く生きて来てもちゃらちゃらと小刻みに飛び回る。 その元気をもらいたいものである。
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