イカスじゃない!イスカ
橙色の野鳥を見た。 突然現れたのはイスカに違いない!
雪が残る林道を歩いていると、目の前に動くものが見えた。 ん? 何だろうと目を凝らすと、赤く見えたのでコマドリかもしれないと思う。 しかし、今まで見たコマドリとは色合いや模様が違うようにも見えた。 何だろうと思いながら、ずっと静かに観察する。
ちょっと斜面が暗いが、雪の中にを盛んにくちばしを突っ込んでいる。 そのためくちばしには雪が纏わり付いている。 行儀の悪い、食事の下手な人間のようである。 野鳥でもこんなことあるのだと、ニヤニヤする。 雪の中からいったい何を取り出しているのだろうか。
やっぱり見たことのない野鳥である。 くちばしが曲がっているように見るので、モズのような感じもする。 あらためてインターネットでモズを検索するが、やっぱりモズじゃない。 仕方がないので画像検索を試みて、イスカと云う名前に辿り着く。 くちばしの格好からも間違いなさそうである。 今まで聞いたことがない名前の野鳥である。
色からするとナキイスカのような気もするが、そんな野鳥に出合うはずもないので、やっぱりイスカであっる。 イスカと云うことであれば、私にとって初めての野鳥となる。 それにしても名前のイスカ、これは日本語だろうか。 サントリー愛鳥活動によると「ねじれてかみ合わない」の意味の日本語らしい。 聞いたことない日本語である。
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