足元にアカボシゴマダラ
公園でゴマダラを見た。 アカボシゴマダラとゴマダラチョウである。 在来と帰化の共存である。
公園散歩で定番の樹液の餌場にやってきた。 昼間にもかかわらず虫たちが沢山いる。 カナブンが幅を利かせているが、その中にアカボシゴマダラとゴマダラチョウと思える蝶がいた。 どちらも遠く、木の上にいるので上手く写せない。 大きな木の周りをぐるぐる回りながら、藪蚊の攻撃をものともせずいい角度を探す。 すると足元にもアカボシゴマダラが見えた。 じっと見ていると、ますます蚊の攻撃を食らって、とうとう諦める。
ゴマダラチョウは、アカボシゴマダラよりもだいぶ小さく見えたので、他の蝶、ミスジチョウの類とも考えたが、どうしても模様が合わない。 黒い翅が灰色に見えて、ゴマダラチョウと判断するのが難しい。 もう少しはっきり写るまで、藪蚊になんか負けずに頑張ればよかったと、反省しきりである。
公園をぐるっと回ると、水飲み場の辺りにもアカボシゴマダラがいた。 何かを探すように、地面を歩いている。 見ると近くに、アカボシゴマダラの口が落ちているではないか。 えぇっ、口が落ちている? 友の口を探しているのだと、余計な想像をして散歩を続ける。
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