道に出てくる猿
釣りに向かう国道に猿が出てきた。 いい季節になったようだが、周辺住人は大変かもしれない。
この時期には猿が日向、それも車の行き交う道、人里近くに現れる。 車で奥多摩湖に上り、国道は水平になる。 トンネルが続き、その間は陽が射している。 いくつかトンネルを過ぎると、道にいる猿が見えた。 車を停めるような場所ではないが、思わず停めた。 通過していく車がないのである。 猿は一匹だけ見えているが、停めた瞬間に網を上っていった。 その方向を見ると、実はっけ校の数の猿がいて、後ろを見ても道を渡るものがいる。 車は下りずに、観察するが、どうしても顔が写せない。
小菅村近付いて、最後の東京都の家屋が近づくと、またしても猿が現われた。 一匹だけが見えたのだが、騒がしさから想像するに、群れなのは間違いない。 今度は車を降りたのだが、それよりも先に竹林に猿の群れは逃げ込んでいった。 ちょっと敏感過ぎないだろうか。 もうちょっと私の相手をしてくれてもいいと思うのだが・・・
この日に見た二か所の猿の群れは、近くに廃屋がある場所なので、もしかすると廃屋が棲家になっているのかもしれない。 そういう意味では、奥多摩湖の上流は、猿にとって環境がいいのかもしれない。 果たして・・・
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