芋虫を喰らうスズメ
普段見たことのない珍しい光景に見えた。 スズメが芋虫を食べていたのだ。(2018/7/29)
台風の大雨がどのくらい影響しているのか、多摩川上流を見てきて、帰る途中で奥多摩湖に立ち寄った。 朝の雨はすっかり止み、青空も覗く天候に変わりつつあった。 ベンチに近づいていくと、ホオジロかもしれない野鳥が現れた。 しかし、茶色っぽくて歩き方がスズメである。 なぁ~んだ
スズメは人の集まる辺りに多く、この辺りではあまり見ないので、しばらく観察する。 すると、一羽のスズメが何か緑色のものを咥えた。 鮮やかな緑色の芋虫である。 咥え所が悪いのか、芋虫が騒いでいるのか、左右に懸命に振り回す。 おとなしくなった芋虫を咥えて、思案する様子、徐に咥え直して飲み込んだ。
へ~ 雀が雑食なのはわかるが、穀物以外を食べているところを見たことがない。 さすがに山の自然を生き抜くスズメである。 よく見ると、目も吊り上がっているようで、非常に精悍な顔つきである。 街中のうるさいだけのスズメとは、顔も雰囲気も違うのである。
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