道でうんこするな、猿

tenkara1nen

2018年04月17日 22:15

 猿が国道に出ていた。 ちょうどいいスペースに車を停める。

 東京から山梨へ向かって、大菩薩ライン、国道411を走っていると猿が道路脇で蠢いていた。 見た瞬間に車にでも轢かれたのではないかと思い、速度を落とすと、ガードレールを潜って逃げた。 どうも轢かれたのではなさそうである。 すると、その先にも猿が見えたので、その場所までゆっくりと走り停車した。 真横に留まった猿は、何気に私から目を話し、気にしているようだが逃げない。 車をゆるゆると2mほど動かしながら観察する。



 車を降りて、辺りを眺めると、山側のネットに数匹の猿がいた。 猿がネットを渡っていくのを追いながら、谷側の猿も気にしていると、さっきの蠢く猿のいたところへやってきた。 そこには、湯気の立つ、きっちり匂う糞が光り輝いていた。 蠢いていたのではなく、糞をして気持ちが良くて身震いしたに違いない。 しかし谷側の猿は、はっきり捉えることはできなかった。 山側の猿をもう少し追う。 猿を写すには背景が良くないので、いい加減なところで終了する。

 最後に、お山の大将みたいな恰好が見られたので、これを最後に車に乗る。 猿は大好きなので、もっと見たいところであるが、できれば森で遇いたいものである。


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