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2024年04月25日

 気持ち良い岩魚が

 2024年4月20日 歩く距離が短い小菅川の堰堤を釣った。 バーブレスフックをやめた釣りでもあった。

さぁ釣りを始めるぞ~
 そろそろ渓流の下見はいいだろう。 それは疲れが溜まってきているのが分かるのと、春本番になり岩魚も活発になってきたからである。 この調子では長い距離を歩いて釣り場まで行くことも、厳しい高低差を釣ることも、難しそうなので比較的容易く歩かれる小菅川にする。 一番奥まで行くか!

山桜もそろそろ終わる
 終点に着くと、車が三台ついでにバイクが一台、その乗組員8人が会合を開いていた。 その姿から沢登りと思われたので、どこから川に入るのか聞けばよかったのだが、どうせ最終堰堤からだろうと高を括って、林道真下の流れに下りていく。 これが下りてから悩むことになる。 竿を出してから、牛ノ寝の旧登山道を下りてくるのが見えてしまったのだ。

水面を割った最初の岩魚

莫れが曲がって真っ直ぐになるところが怪しい
 雄滝上の流れに静かに降りて下流側に回り込む。 そして第一投で毛鉤を追って咥えるのが見えたのに外れる。 気を取り直して上流側に落とせば、浮いてきて反転するのが見えた。 20cmではあったが、外れた一匹を含めても今日はいい日になると期待する。 すると、この後もバンバン出てくるのだが、すべて外れてしまう。 外れる岩魚は大きめでみんな見えるだけに悔しい。 4回外れる。

八寸の岩魚

九寸近い岩魚
 ここで初めて毛鉤がバーブレスフックであることを思い出す。 そうか! 残念だが毛鉤を交換して再び竿を振る。 すると堰堤の右岸に落とした毛鉤をモコッと咥えただろう岩魚がいて、ピュンと竿を立てれば十分な引きを楽しめる24cmであった。 広い場所だと引きが楽しめて嬉しい。 これならもっといるはずだと思って、時間を使う。

八寸を超える岩魚

正面奥が雄滝
 左岸の角に毛鉤を落せば、一瞬にしてカッポッと水面から出てきて、これまたすごい引きで深場まで潜っていく。 凄い凄いと声が出るほどで、尺に違いないと思ったが、まったく届かない26cmであった。 離れられなくなって、もう一度右岸に近いところをラインだらだらで毛鉤を流せば、ギュィ~ンと引っ張りこまれた。 釣堀じゃないので、ここらで止める。

登山道が下りてくる流れ
 登山道の流れに戻って、魚影の見えない広く浅いプールに振り込めば、毛鉤の動きが止まったので軽く合わせる。 ビクビクンと竿が震えて、岩魚が咥えているのが分かった。 網を出そうとすると背中に網がない、竿を立てたまま頑張って探すが手には何も当たらない。 そうか忘れてきたのだと、すぐさま岩魚を外して下流へ堰堤を下っていく。 時間が経つの早い、きついわけはこれだ!

明るく広く浅い場所の岩魚

ちょっと明るすぎる流れでも
 水量はあるが、前回来た時よりは流れが落ち着いているので、どこにでも岩魚がいそうに見える。 例外なのは堰堤で、まだまだ激しく落ちてくる水で、風が巻き起こっている。 そんな場所には落す場所は少なく、落ち込んだ後の流れの傍はラインが飛ばされて、毛鉤は一瞬にして流される。 岩魚はこんなところでも捉えてくれるのか? 風のないところに毛鉤を落して、岩魚を引っ張り出す。

暗い場所から引き出した岩魚

岩盤のところが怪しい
 沢登りの8人はどこを登っていたのだろうか? アカドチ沢を登って、山葵小屋のあたりに下りたのか。 それとも堰堤手前にぶら下がるロープを使って、最終堰堤に下りたのだろうか。 釣れないことを思えば、これが一番可能性がある。 てなことを考えながら林道まで戻る。 そして、私も最終堰堤に向かう。

登山道近くから流れを見る
 最初に来た時は外され続け小さい岩魚二匹、二回目に来た時には全く反応のなかった最終堰堤の淵に挑戦する。 毛鉤は乾いているので浮く。 これはいいと思って最初に落とした場所で、いきなりジャブッと水面が割れた。 ただ咥えていないので、もう一度、もう一度と落すとやっと咥えてくれた。 ただ、20cmと云うことが気に食わないが、これも人気の証と考える。

気持ちよい引きの岩魚は色よく八寸近い

誘えば気付いてくれるはず
 最初に来た時に外されて悔しかった場所にも毛鉤を落す。 すると、こちらもチャプッと口が出てきて、「やった~」と思ったのも束の間でビクンという感触だけで外れる。 こんなことが5回もあったが、4匹は引き出した。 但し、みんな小さなものばかりで、しかもだんだん小さくなっていく。 やっぱり大きな岩魚はいい場所にいて、その他の場所は二番手三番手になっていくのだ。 長居は禁物!

最終堰堤で飛び出した岩魚

ここ外されるのは二度目
 今日釣ったのは3月28日に釣った場所である。 最終堰堤は4月11日にも釣った場所である。 何となく今日が最もよかったようで、これは時期的に良かったのだろうか? 訳はともかく、同じところでもいろいろあるので、何度きても楽しいのだ。 そして、そろそろ山笑うとなってきているのも嬉しい。

大倒木の橋に乗って
  
タグ :岩魚


Posted by tenkara1nen at 18:00Comments(0)小菅川

2024年04月25日

 猿の憩いの場

 奥多摩では国道でもよく猿を見る。 駐車スペースはないので、フィットに乗ったまま眺めた。

最後に網を登る猿
 既にラジオ体操は終わって出遅れた釣りに向かっている。 奥多摩湖畔の国道では、いつも猿はいないかと思いながら運転していれば、やっぱり猿がいた。 ただ、駐車する場所はないし、車列になっていることも多いので素通りするしかない。 しかし、この日は土曜日で中途半端な時間なので、車は走っていない。 車線に車を停める。

若い猿はのんきなものだ

ゆっくり車の前を横切る猿
 国道の両脇にいた猿たちは、山へ向かっているので食事を終了したのであろう。 ほとんどが山側に辿り着いたと思われる頃、最後に悠々と国道を渡っていくのがボスである。 近くには子供達がたくさんいて、随分慕われているようである。 そして、皆が防護網を潜っていくのに、この大きな猿だけは網を登っていく。 残っているものはいないか!

大きく見える猿
 国道でよく見る猿軍団は、常に湖側から山側へ向かう。 私が見るときはいつも食事が終わっているのか? まさか、寝床が奥多摩湖の水面に近いところにあるのか? どちらも正しいとは思えないが、きっと安全な場所には違いない。 憩いの場なのだ!
  
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Posted by tenkara1nen at 06:00Comments(0)その他の動・植物