ネコノメソウが沢山

tenkara1nen

2022年04月13日 18:00

 ネコノメソウは小さな沢付近の岩場に生え、谷筋や湿地に多いらしい。 急峻な渓谷林の中で種分化を起こし多くの固有種を生み出したようだ。 と書かれていた。 そのネコノメソウが渓流でたくさん見えた。 種類は三つだろうか?


■ヨゴレネコノメソウ■
 ネコノメソウはだいたい小さいが、今日の渓流脇にはちょっとだけ大きいものもある。 最初に見たのは、そのちょっと大きなヨゴレネコノメソウである。 辺りにはいっぱいあり、少し進めばまた見える。

 何度も見ているうちに葉っぱの色が違うものに気付く。 あらためて辺りを見ると、ちょっとづつ全体の色が違っているようである。 特に違うという訳ではないので、きっと同じヨゴレネコノメソウであろう。


■ヤマネコノメソウ■
 たくさんのネコノメソウの中で、これはヨゴレネコノメソウではない、と思えるものもあった。 全体が明るくて、葉っぱの形が違っているのだ。 きっとヤマネコノメソウに違いない。 そうしておこう。


■ハナネコノメ■
 いつぞやは苔の花として載せたら、お立ち寄りの人からハナネコノメと教えられた。 そんなハナネコノメが流れ脇の岩に出ていた。 今回も最初は苔だと思ったのだが、いやいや教わったやつだと思い直す。

 ネコノメソウはこの時期の渓流ではよく見るが、この流れが最も目立つのは狭いからだろうか。 いい時期に来た。


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